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竹内敏信氏とサンダー平山氏

2012年08月04日 00:00

気合と根性でパチリ

気合と根性でパチリ

Pentax K-7, Rikenon XR135mmF2.8

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2ヶ月くらい前、竹内敏信氏はデジタルでは何を使っているのだろうか?、やっぱりPentax 645Dなんぞ使っているのか?、ふとそんな疑問が沸き、検索したところ、びっくり仰天、病気をされてリハビリ中との事。いやはや、完全浦島太郎状態・・・。

それを知った時、氏のネタで記事を書き始めたが、氏のイメージってベルビアとPLフィルターしかない事に気付き、自分で書いていてあまりにもつまらんと感じ没にした。でもつい先日、竹内氏のリハビリがどうなったのだろうかとネットで検索していたらもっとビックリ仰天な記事が転がっていた。

フィルム時代にポートレーターだった方はご存知だと思うが、サンダー平山氏(平山真人氏)、オデブな眼鏡オヤジでいつも迷彩服を着ていたようなイメージがあり、カメラを持っていなかったら、いや、カメラを持っていても相当に怪しい風貌の主だが、かつてオネーチャン写真で一部に絶大なファンがいた、そんな方。そのサンダー氏が昨年亡くなられていたとの事。

また、生前、氏はCanonに喧嘩を売ったとかで(雑誌でEOSカメラを酷評したらしい)、Canonから圧力が掛かり仕事を干された・・・、誰もそれを検証した訳でなく噂の域を出ないが、ある時から突然写真雑誌から名前が消えてしまったのは事実のようだ。そんな事も全く知らなかった。今もCAPAとかで活躍されていると思っていた。

フィルム時代、両氏に影響を受けたか?。写真そのものに魅力を感じた事はなかった気がするが、受けないと言ったら嘘になるだろう。

PLフィルターとベルビアの組み合わせは、今の彩度の高いデジタルカメラのような、それはそれは異次元の色彩だったから、私を含め、誰もがそのセットで一度は紅葉時に山に分け入ったろう。秋は多数のアマチュアカメラマンが竹内氏になる時期だ(笑)。紅葉に滝、そんな風景があったら、PLフィルターにベルビアを使って誰もが自慢をした時代。

フィルム時代晩年からずっと、本格的な風景写真をほとんど撮らない私でも、滝こそ撮らなかったが、紅葉の時期は大概山に分け入って写真を撮っていた。本格的風景、ネイチャー写真を極める気は当時も今もないのだが、年に何度かネイチャーっぽい風景を撮る、それはやはり竹内氏の影響だろう。

そんな事だから、PLフィルターは今でも55~77mm径まで、一通り揃っていたりする。昨秋、紅葉撮影で10年振りくらいでPLフィルターを使ったが、なんだろう、確かに竹内氏っぽくはなるが、水面やガラス窓の反射を抑える為でなく、単に彩度を高くする、それだけでPLフィルターを使うのはもう古いのかもしれない。

時にPentax K-7からカスタムイメージにベルビアを模倣しているとされている「リバーサルフィルム」が加わったのも判る気がする。竹内氏は135フィルムはCanon EOSを利用されていたが、ブローニーの多くはPetnax 645を使っていた。だから竹内氏を師と仰ぐカメラマンがデジタルになった今もPentaxユーザーには多いのかもしれない。

サンダー氏の影響は・・・。当時、写真雑誌を良くお読みになっていた方はお判りだろう。ポートレート撮影=大口径レンズ、そう、サンダー氏は大口径レンズマニアだったのだ。幾つかの雑誌でその手の記事を書いており、それを見て、「欲しいなぁ~」と何度も頷いたりして(笑)。

サンダー氏が絶賛したからかどうかは記憶が曖昧だが、氏のその偏執した大口径至上主義に同意したからこそ、FD85mm85mmF1.2L、Planar 85mmF1.4を所有し、この2つのレンズは写真を撮らずとも、それぞれContax RTSIII、Canon NewF-1AE+ワインダーにセットして、眺めているだけで楽しめた。大口径レンズと塩とバーボンさえありゃ夜更かし出来た時代だ。

また、実際に撮影し、ピントが思った位置にピタリと来ていた時の喜び!。撮影距離にもよるが、近距離だとそれらの被写界深度はほんの数ミリ、手持ち撮影でピントを合わせるのは至難の業だった。オートフォーカスのEF85mmF1.2Lでさえ、コサイン誤差によりピントを外す事が多いのだから、FD85mmもPlanar85mmもマニュアルレンズ、特にContax RTSIIIのファインダーはお世辞にも優れているとは言えず、絞り開放での撮影は大概ピントは外していた。

それでもいいの。絞り開放で撮る時は今のデジタルカメラの撮影法と同じで、金が掛かろうが、何コマもシャッターを切るからだ。仮に36コマ全て使ったとしてもその1枚がジャスピンだったらそれで大成功。85mmF1.2やF1.4を使うカメラマンは1コマの為に2千円を掛けるのは当たり前だった。

まぁケチだったから36コマ使い切る事はなく、絞り開放で撮るのは多くても10コマくらい。それに保険で1~2段絞って数コマ・・・。だから1本のフィルムで2~3カットの風景を撮るのが自分流だった。

36コマを絞り開放で撮影し、全部失敗って事だってあり得る。流石にフィルム代、現像代を掛けて、1枚も物に出来ない、そんな結果は望まない。それと多くの風景は絞り開放よりも1~2段絞った方が見栄えが良かったりもする(笑)。

ちなみに大口径レンズで描写が好きだったのは85mmレンズじゃなく、もっと望遠のCanon NFD135mmF2とEF200mmF2.8L。NFD135mmF2はお世辞にも凄いレンズではない。単に明るくてでかいってだけのレンズで、ボケが渦巻きのようになる収差が多かった。でもこれが結構好きだった。

過去に掲載したそれらのレンズの写真を以下に掲載する(絞り開放を使っていたかどうかは定かではない)。


NFD135mmF2

落葉



Planar 85mmF1.4

和の壷



NFD50mmF1.4

路上生活者のテリトリーにて


さて、確かサンダー氏が雑誌の連載で紹介した(と記憶している)レンズにCanon 50mmF0.95がある。Canonのかつてのレンジファインダーカメラ用のレンズで、一度これの絞り開放で写された写真を見た事があるが、摩訶不思議な風景だった。

ボケのイメージはフォーサーズの高感度ISOで撮影したような塗り絵のようなヌベェとした感じなり、また収差がとんでもないのだろう、確かこのレンズもNFD135mmF2と同じく周辺が渦巻き型のボケになる強烈に気持ち悪いレンズ(笑)。

こういう癖のあるレンズ、いつか使ってみたい。Canon 7ってLマウントだっけか?、だったらRicoh GXRのA12Mountを介してAPS-Cセンサーで使え、75mmF0.95と言うとんでもないレンズになるのか・・・。ただAPS-Cだとその独特の渦巻きボケが見られなくなるのかな?。

とは言え、今、大口径レンズが欲しい?、と問われるとNOって事になる。まず使っているカメラがAPS-Cセンサーだから、多少暗いレンズでも背景はそこそこボケる。いつも使っているSigmaのズームも17mm側でF2.8、70mm側でF4だから、実際には26mmF2.8~105mmF4。それとこのレンズは絞り開放でもそこそこ解像するのでボケを楽しめるズームだ。

そのSigmaズームの勝手が良いから、単焦点レンズを使う頻度が大幅に減ったが、超大口径レンズはないにせよ、F1.4~F2.8クラスの単焦点レンズを結構所持しているし、Tokinaの古い70-210mmF3.5は昔っぽい絞り開放描写をしてくれるので時折楽しんでいる。


Pentax K-7, Tokina RMC70-210mmF3.5

コスモス


最後に、本日の写真。K-5を買うまで、K20Dをメインに、K-7をサブとして使っていたが、マニュアルレンズを使う時は当然ファインダーの切れが良いK-7を使う。一時期K-7はMFレンズ専用になっていたりもした。

このレンズデータは嘘かもしれない。135mmF2.8か、70-210mmF3.5だと思うが、何コマも撮影しているが、どれも蝶の大きさに変化がないから、70-210mmって事はないと思う。私の事だからズームレンズだったら色々と画角を変えている筈だからだ。となると135mmF2.8になる、その記憶の方が正しい気がする。

まぁ等倍画像でレンズの解像、ボケチェックする訳でなく、間違っていても皆さん気にならんでしょう。


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