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帯に短し襷に長し その2

2012年08月12日 00:00

自転車のある風景

自転車のある風景

Ricoh GXR, 24-72mmF2.5-4.4

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前々回の記事前回の記事からの続きだ。

前回の記事はRicoh GX100が旅カメラとしては微妙だ、GX200に買い換えようか思案中、もっと性能の高いGX300なるカメラが発表されないだろうか・・・、そんな主旨だった。

そしてGX200よりも画質が良いのが、Rioch GXRのレンズユニットであるS10だ。GXRにこのS10レンズユニットを装着したモデルをGX300と言うカメラマンもいる。確かに、ネットのレビューを見る限り、センサーがGRDIIIと共通で、画像処理エンジンが進化し、さらに高感度特性が上がったらしい。

と、その前に話の構成上、他のカメラの話をさせて頂きたい。

コンデジ、旅カメラとして非常に優れていると感じたのがFujiのX10。センサーサイズもそこそこ大きいので高感度特性も結構良い良いようだ。レンズも優秀だし、けなすところはない!、そう言いたいが、こいつは電子ビューファインダーでなく光学ファインダーが付いている。これがどうにも始末が悪い。

X10だけでなくCanonのGシリーズやNikonの一部の機種でも同じなのだが、光学ファインダーだから各種情報が表示されないのは仕方がないにせよ、ズームレンズを持つコンデジでパララックス補正が付いていないなんて愚の骨頂。

コンデジでファインダーを望むユーザーは単なる覗き窓なんて欲しいとは思っていない。しかも視野率は85%前後で、これは1980年代のコンパクトカメラから30年以上も進化していない事になる。いや、パララックス補正がないのだから、退化していると言っても良い。メーカーはそこまで馬鹿なのかと問いたくなる。

Nikonのチームは、「我々は馬鹿じゃないぞ!」、とばかりに、「コンデジとはちょっと違うし、光学ファインダーじゃないけど・・・」、と言う注釈が付くが、これまた旅カメラやサブカメラとして使えるかもしれないNikon 1と言うカメラを発表した。EVFが内蔵されているのがV1、内蔵されていないのがJ1・・・。

当然注目するのはV1。デザインが間抜けと言う意見もあるが(確かに間抜けだ)、どこぞのメーカーのボディケースを付けると意外と見栄えが良い。1インチと言うセンサーも旅カメラとしては被写界深度が深く、また高感度にも一般的にコンデジよりも強い筈。

さらには(確か今まではSonyの一部のカメラにしか搭載されなかった)アイセンサーが付いている。アイセンサーとは背面液晶表示からファインダー表示への切り替えが、ファインダーに目を近付ける事でセンサーがそれを感知し、自動的に切り替えてくれる機能。

ちょっと高いような気もするけどいいんちゃう?、と思っていたら、なんとっと!、ストロボが付いていないではないか!。お散歩カメラとしては使えるが、旅カメラとしては失格。これで瞬殺、私は絶対に買う事の無いカメラになってしまった。

ここでRicoh GXRの話に戻る。前々回の記事前回の記事を踏まえて・・・。

1台だけ帯にもなるし、襷にもなりそうなGXR。GXRはRicohから3度借りた事があり、S10、P10、A12 28mm、A12 50mmと一通りのレンズユニットを使っていて、A12シリーズは当たり前として、S10、P10の画質が優れているのだ。

特にP10、センサーはユニットの中で最小、135換算で28-300mmと言うレンズなので、解像感も高感度特性も全く期待していなかったのが、あんれまぁ!、ISO400を常用出来ちゃうし、ISO800の画質も多少眠い感じはするがノイズもおおよそ取れており、余程ノイズが嫌いだって人じゃない限り、及第点。これにはビックリ仰天。しかも外付けのEVFがアクセサリーとして存在する。

ネガティブ要素としてはコンパクトカメラとは言い難いサイズ。でもP10やS10ユニット装着時、見た感じ、OlympusのXZ-1と大して変わりない。確かに両機ともポケットに入るようなカメラではなく、首からぶら下げるタイプだが、この程度でも嵩張って辛い、そんなシチュエーション、普通の旅ではあり得ない。

定価レベルでは高価だが、GXRは発売してから結構経つので中古市場ではかなりお安くなっている。お買い得商品と言っても良いだろう。これはGX100に変わる次期旅カメラはGXRに決定か?・・・。

と思いきや、ここでどんでん返し。P10レンズユニットをセットするのだったら同じレンズを搭載しているCXシリーズで十分じゃないか。CX3だったら高くても1万円しないぞ!。ちなみにP10ユニットは基本的にはそのCX3とほぼ同じ仕様との事。

GXRシリーズにあってCXシリーズにないもの・・・。

1、絞り優先AE

私はこの手のカメラに絞り優先AEなんて要らないと思っている。実際にGX100は絞り優先AEも使えるが、プログラムオートしか使わず、センサーサイズが小指の爪くらいしかないのだから、背景をボカして云々なんて全く考えていない。

またP10ユニットの絞り優先AEはNDフィルターで明るさを調節しているだけとの事で、いずれにせよプログラムオートを使っていた方が気楽。

2、RAWファイルを保存出来ない

これは微妙だ。絵作りに拘るのだったらRAWが記録出来た方が良い。とは言えRiochのJPG画像はノイズは多い割にはシャープな像を提供するのと(この辺の思考はPentaxと似ている)、ナチュラル設定でJPGを保存すれば、RAWでなくてもレタッチしてもそこそこの像を作り出せる。

3、ファインダーがない

これは大きな欠点だ。「ファインダーの無いカメラはカメラじゃない、単なる風景コピーマシンだ」と常にこの手のカメラを糞扱いしている私だから印象は悪い。

しかし、記念、記録をスナップするくらいだったらファインダーがなくても平気。実際にGX100を記録用に使う際にはEVFは外しているし、手持ちのLumix FX55、Canon IXY 920ISにはファインダーはない。それに対して不満は無い。

旅カメラの定義を「道中、写真を撮る過程を楽しめるカメラ」とするのならGXR+EVFは楽しい機材だ。でも「道中を記録する為のカメラ」とだけ定義するとCXシリーズで十分だったりする。

私にとって大半の旅は「撮影旅行」、そうなるといわゆる作品作りにはPentax K-5を使う。だからコンデジは「道中を記録する為のカメラ」で十分だし、小型のウェストポーチに入るCX3に軍配が上がる。GXRなんて要らない。

でも「時間があれば撮影も楽しみたい旅行」だってある。実際に、日帰りではあるがGX100だけで旅する事も何度かあった。そうなるとファインダーの無いCX3は糞と化す(笑)。

結果・・・。

手持ちのカメラを有効利用する、GX100と(近々購入予定の)CX3の2台体制でも良いんじゃないの?、とも思うし、GX100は何度も申し上げている通り、ISO80、ISO100の画質は問題なく、ISO200はLightroomを通してやれば使える。だから日中屋外ではEVFを装着したGX100を、屋内や夜間にはCX3を、そうやって使い分けるのが現状はベストかもしれない。

さてタイトルの「帯に短し襷に長し」・・・、ではGXRの何に不満なのか?。


RicohはGXRを拡張性の高いシステムカメラとして位置付けているようだが、A12ユニットは高過ぎるでしょ。センサー一体とは言えレンズ1本でOlympusのE-PL2のレンズセットにEVF-3を足してもまだA12レンズユニットは買えない。ならば素直にPENデジを買うだろうし、同じOlympusのXZ-1にRicohのCX3の2台体制の方が味があるってもんだ。

うーん、我ながら取り留めの無い文章だ事。いずれによせ、コンパクトカメラ、もしくはコンパクトカメラの性質に近いレンズ交換式カメラは各メーカー、良い表現をすれば個性があり過ぎて万能でないように思える。何か1つの特化しているのは良い事だとは思うが、小さなカメラ1台を持って旅をするにはどれもこれも満足出来ない。

さて、本日の写真、Ricoh GXRからのコマ。この時はP10ユニットを借りていたのだが、どうやら故障していたのだろう、近景では問題ないのだが、遠景ではほとんどピンボケしていた。

風景は大好物の自転車と植物のコラボ。ここは不思議だった。銀座に近い、どこだっけなぁ、新富町か八丁堀近辺だと思う。写真のような高そうに見える自転車が4台くらいこんな感じで捨てられていた。どう見ても怪しい。銀座で盗んだ自転車をここに乗り捨てた、そんな感じのする風景だった。


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コメント

  1. ぺんた | URL | -

    カメラってほんといろんな種類があって、特徴があって、
    あれもほしい、これもほしいってなるんですよね~
    GXR、確かに大きいですけど、いいですよね!A12がすごく楽しそう!!

  2. BigDaddy | URL | -

    > ぺんた さん

    お財布に余裕のある人が羨ましいです。カメラテストをする個人のブログで、結構有名なサイトだと思うのですが、この方なんてありとあらゆるカメラとレンズを買ってせっせとテストをされている、ちょっとジェラシーです(笑)。

    GXRは今後どうなるかですねぇ。せっかくPentaxを傘下に入れたのですから、A12マウントじゃなく、Kマウント用のユニットを出してくれればとずっと待っているんですが、いつになったらそれをやってくれるのでしょうかね・・・。

    今日、A16のズームレンズを借りて使ってみました。いずれレビューするつもりですが、解像度は高いですが、広角側の歪曲半端じゃないです(笑)。GXシリーズ用のレンズの設計をそのまま流用した、そんな感じがしました。

  3. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    銀座の近くにも 蔦が生えるところがあるのですね。
    4台も乗り捨てとは、何故ここじゃないといけないのか 不思議です。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    銀座は元々下町であったのと、お洒落な部分って実は結構狭いんですよ。地図で中央区銀座で調べて頂けると判ると思うのですが、銀座の南側に首都高速が走っており、そこを境に突然下町になるんです。そしてもうそこは築地。石原さんが今後も頑張れば8年後には築地周辺も大きく変化するのでしょうねぇ。

    上の写真はその首都高速周辺のものですが、築地まで行くと川沿い部分って、建物の裏手になっていて、この周辺ってのはこれまた放置自転車、もしくは盗難されたであろう自転車だらけなんです。

    一昨日、丁度銀座、築地周辺をお散歩写真し、ハッセルじいちゃんさんが撮られたような、自転車の車輪だけって風景を見つけ、思わずパチリしましたよ(笑)。いずれ掲載したいと思います。

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