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ズームレンズ

2012年08月30日 00:00

路地で見つけた廃屋

路地で見つけた廃屋

Pentax K20D, Tamron 17-50mmF2.8 XR Di II

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8月28日の記事で夏旅行で単焦点レンズを用意したのに結局ズームレンズしか使わなかったと書いた。今回はこれについて・・・。

ものぐさなのでズームレンズを手にした瞬間、幾ら単焦点レンズを用意しても使わない。特にあちらこちらを巡る旅の場合、どうしても時間に追われての撮影になるので、如何に素早く写真を撮るか、これが重点となってしまう為、単焦点レンズを使ってじっくり被写体と対峙するなんて出来ない。

本ブログを初期からお読みの方は私がフィルム時代は単焦点レンズ派であった事をご存知だろう。でもこれは結局、お散歩写真用のシステムは単焦点レンズばかりを持っていたから必然的に単焦点レンズで撮っていただけの話で、単焦点レンズが好きって訳ではない(笑)。

勿論、単焦点レンズだけで撮れと言われても苦ではない。単焦点レンズでは「撮れない風景は撮らない」、それだけ。だから50mmレンズしか無かったら、50mmレンズで構図出来る風景だけ見ていれば良く、広角レンズならば自分の周辺数メートルだけが被写体でそれ以外は気付かなかった振りをする。

でもズームレンズなら広角から望遠まで、ありとあらゆる構図を作り出せる。明らかに単焦点レンズよりも勝手が良い。今の技術を持ってしても(一般的に)ズームレンズの方が各種収差が修正されず、単焦点レンズの方が解像度含めて良い描写をするが、例えば歪曲の収差なんてのは現像、レタッチソフトで修正しちゃうからこの時点で単焦点レンズの必要性を感じない。

大口径単焦点レンズの恩恵で背景をボカした立体感のある写真を撮る、ボケが好きな方はそういう意図なら単焦点レンズの方が良いだろうが、私はそういう写真はあまり撮らないし、Sigmaの17-70mmはF2.8-4と言う比較的明るいズームレンズなのと絞り開放でもそこそこ解像するのでコレ1本で十分だと思っている。

亡くなったサンダー平山氏はかつて「写真で大切なのは構図とタイミングだ」と言ったそうな。まさにその通りだと思う。そもそもの写真の根本は記録する事なのだ。

しかし、「カメラマンは構図とタイミングを優先する為にズームレンズを使うべき」、そんな結論には達しない。構図とタイミングの次の段階には、露出を極めたり、ボケを活かす作風が待っており、これぞカメラマンの意図を見る側が一番判り易く判断出来る材料なのだ。

そう、構図とタイミングはある意味現場にいないと理解出来ない。写真を見る側はそれが最良の構図であり、最良のタイミングでシャッターを押されたかは判別出来ない。見る側はそれ以外の情報を見出して写真に優劣を付ける事になる。

となると表現の幅が広いのは大口径の単焦点レンズ。物によってはF0.95なる開放を持つレンズもある。F4から始まる普及タイプのズームレンズでは到底太刀打ち出来ない。

手持ちのDA18-55mmF3.5-5.6AL、絞り開放はお世辞にも優れているとは言えない。となるとカメラマンは余程の意図がない限り、絞り開放から1段絞ったF値を採用するから、広角側ではF4.5、望遠側ではF8が実用的なF値となり、APS-Cセンサーの場合、回折現象によりF16まで絞り込むと解像度が落ちるので、55mm側に至ってはF8~F13までしか絞りの選択肢が無い。

方や同じく手持ちのSMCP55mmF1.8、同じ55mmでもF3.5まで絞れば(被写界深度は無視して)十分の解像度を得られるので、F3.5~F13まで幅広い選択肢をカメラマンに与えてくれる。これの違いは大きいと思う。

では何故私はズームレンズを愛用するのか?。上述した通り、ボケには無関心だし、背景や前景をボカす写真も撮るが、そこそこボケていればそれで良く、そしてものぐさだからズームレンズの方が楽。これを覚えちゃったら単焦点なんて使わない(笑)。

主に使っているSigma17-70mmF2.8-4がしょ~もない像を結ぶのだったら単焦点レンズの使用率も上がるのだろうが、思った以上に風景を描写してくれるのでどうしても単焦点レンズの出番は少なくなる。

だから撮影にズームレンズを持ち出せば、幾ら単焦点レンズもバッグに忍ばせていても、家を出る時に「今日は単焦点レンズも使ってやるぞ!」と心に誓っても結局は使わない。単焦点レンズを使うには、それを使わざるえを得ない状況にする必要がある。即ち、ズームレンズを持って行かない事・・・。

ちなみに単焦点レンズで興味があるのはSigmaの30mmF1.4、135換算で46mmの焦点距離となるこのレンズ、大きく重たいとか、解像力がないとか批判も多いが、やっぱり標準域でF1.4と言う大口径レンズは使ってみたい。

ただこのレンズ、残念な事にPentax用はHSM仕様でなく従来の仕様なので、AF時、ジージーと煩いのと、以前Pentax K20Dに合わせて店頭でチェックしたところAFそのものも遅いと感じ、それがネックでどうも買いたい度が上がって来ない。

結果、同じジージー煩いのだったらF2.8固定のTamronの17-50mmF2.8の方が良いじゃんかとズームレンズ派の私は思ってしまうのだった。このレンズ、実はたった2日間だけ所有していた事がある。詳細は7月19日の記事をどうぞ。

本日の写真はそのTamron 17-50mmF2.8で撮影したコマ。この廃屋、路地の袋小路になっている場所に建っていたのだが、この時、シャッター音が煩いK20Dを使っていて、何枚かパチパチしていたら、向かいの玄関がコソッと開き、何をやっているのか観察されていた。シャッター音が煩いカメラなんて嫌いだ。

ちなみに今まで使ったカメラの中で一番煩いと感じたのはCanon NewF-1AEにワインダーを装着した時。フィルムの巻上げ音もあり、爆音だったなぁ(笑)。


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