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Pentax K-5IIsとFujifilm X-E1

2012年10月29日 00:00

作例風写真

作例風写真

Ricoh GXR, A16 24-85mmF3.5-5.5

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フォトキナが開催される前からずっとPentaxの情報は1日1度はチェックするが、他社のカメラには適当で週に1度くらい見る程度。だから機材ネタを多く書いているブログの割には新しいカメラに関して知らない方が多い。

レンジファインダーカメラライクなFujifilmのX-E1の詳細を知ったのも10月に入ってからだし、公式サイトにサンプル写真が掲載されているのを知ったのはさらに時間が経過していた。

そこで・・・、今日は、K-5IIsとXE-1の公式サンプル対決、好き勝手に言いたい放題述べてみたい。

Pentax K-5II、IIsの公式サンプル写真
Fujifilm X-E1の公式サンプル写真

困った事にK-5IIとK-5IIsは同じ風景を撮影されたものはなく厳密な比較は出来ないが、K-5IIはK-5と全く同じ像を出力するのですでにK-5では1万5千枚くらい撮影しているのでK-5IIsとの違いははっきりと判る。明らかにK-5IIsの方がクリアーだ。

ただ、何度も書いているようにローパスフィルターレスのAPS-Cカメラの写真はRioch GXR用のA16レンズユニットで経験してしまったので、それ程びっくりはしなかった。むしろ、Riochの普及タイプのレンズでさえあの解像感なのに何故スターレンズでもっと解像が豊かではないのか?、ちょっと疑問。

本記事は10月末に掲載予定だが、実際には10月20日に書いている為、公式サンプルと八百富の記事と、2チャンネル系の画像サイト以外のK-5IIsの写真にお目に掛かっていない。またK-5II、IIsのお披露目イベントにも通わなかったので、K-5IIsの真の実力を計り兼ねている次第。だからここではRioch GXR A16と同等の解像感を持っていると仮定して話を進める事にする。

まず1つ、X-E1のサンプルは3本の単焦点レンズの24枚で構成されており、K-5IIsは2本のズームレンズ(スターレンズ)でたったの4枚。

この見せ方ですでに差がある気がする。どうしてPentaxは4枚しか、しかも単焦点レンズや普及タイプのズームレンズの作例を載せなかったのだろうか?、出し惜しみ感が見え見え。この辺の企業姿勢とでも言おうか、明らかにFujifilmの方が上だし、ユーザーに優しい。

私がPentaxとFujifilm以外のユーザーで、X-E1かK-5IIsのどちらを買おうか迷っていたら、間違いなく、この時点でX-E1を選択する。フィルム時代と異なり、デジタルカメラの場合、プロとアマチュアの差は一般の風景であれば変わりなく、公式作例のような美しい写真でもそこに行けば誰でも撮れてしまう。ならば主要レンズで24枚も掲載しているFujifilmの写真にさえ納得出来れば直ちに価格.comの最安値店をポチッしてしまう。

K-5IIsはスターレンズを使わないとこれくらいの描写にはならないのか?、そうやってユーザーを考えさせてしまうデメリットがある。K-5の時はどうだったろうか。11枚の写真でズームレンズ、単焦点レンズ、色々と織り交ぜており、これは特に文句は無い。でも何故かK-30では作例は5枚と少なくなんだかなぁ・・・。

Pentaxはこの期に及んで一体何を考えているのか。K-30とK-5II、IIsの開発時期はHoya時代だろうが、Ricohが親分になってから発表されたカメラであり、公式サイトの作り方、見せ方はRiochの親分の意向なのか?、だとしたらRicohは馬鹿だし、そうでなかったらPentaxが馬鹿。まぁどっちも馬鹿って事か(笑)。

ちなみにK-5II、IIs、X-E1のライバルになりそうなOlympus OM-D EM-5は3枚、Nikon D7000の5枚、Sony Nex-5Nに至ってはは無いのか?、訳の判らないスライドショーのようなページは見つけたが、作例そのものは・・・。そう考えるとFujifilmだけが出血大サービスしている。

いずれにせよ、Fujifilmの24枚と言うゴージャスな作例を見ちゃうと、画質をチェックする事無く、K-5II、IIsや他社のカメラは見劣りしてしまう。これはPentax、Ricohが馬鹿だと言うよりもFujifilmが賢いと言うべきかもしれない。

と言う訳で、fujifilmのX-E1に気持ちが傾いている・・・、そう書いてネタを終わっちゃってもいけないのかな?。やっぱり作例をじっくり見た方が良いだろう。

近景や被写界深度の浅い写真はローパスフィルターがあるカメラでもそれなりに描写をするので、チェックするのはそりゃぁ遠景だ。遠景の細かい線が再現出来ているのか、木々ならばそれが綿菓子のようにふわふわしていないか・・・。

おやおやっ?、これくらい解像感があれば十分と言っちゃ十分だが、どうも私の感覚だと、これはローパスフィルターレスの風景には見えてこない。ローパスフィルターのあるカメラでシャープネスを掛けた後に明瞭度で細部のコントラストを強めた像、そんな風に見えている。

色乗りがこっているしているからそう感じのだろうか?。元々はフィルムメーカーだっただけでフィルムライクな画像処理エンジンでも積んでいるのだろうか?、何かセンサーそのものの解像感ではないと思うのは気のせいだろうか?。

K-5IIsとは全く異なる絵作りがされているのは事実で、何かデジャブー現象っぽく感じたのは、なるほど!、これはGXR用のA12 28mmや50mm、はたまたPentaxのK-01、K-30に近い絵作りをしているのではなかろうか?。疑問が一杯。

ロケ地が「太陽!」、そんな場所だからだろうが、特にProviaモードで撮影されたコマはLightroomで明瞭度をガツンと上げたような写真に似ている。Lightroomの明瞭度とは細かい部分のコントラストを上げる働きがあり、シャープを掛けなくても見た目クッキリ見える反面、像がこってりしてしまい、それが強過ぎるとHDRっぽい風景になってしまう欠点もある。

だから純粋な解像感に関してはK-5IIsの方があるのだろう。X-E1はモアレを軽減するカラーフィルターが若干ロスを引き起こしているのかもしれない。

難しいなぁ、どちらが優れているとは言い切れない。好き好きとしか言いようが無い。私はどっちが好きか?、うーん、実はどっちでも良いと思っている(笑)。

10月に入り、K-5とK-7を壊れるまで使うと誓った瞬間から気持ちが吹っ切れたとでも言おうか?。今後3年はA3ノビしかプリントしない、そう考えると、この両者の解像感の差はパソコンの等倍表示でささぁと見る限り同じくらいであろうから、結果、どっちだって良い。

両者とも海外の風景と言うのも判り辛い。日本の風景なら、誰もが似たような写真を撮っていて、それを自分のカメラと比較する事が出来るから、使った事が無いカメラでも意外と解像感に関しては作例1枚で理解出来てしまうものだ。

廃墟を撮る人間としては、X-E1は手振れ補正がレンズ側にあり、現在、それは18-55mmF2.8-4しか存在しないのは不安材料。まぁ廃墟では望遠レンズを使う事はほとんどないので、これ1本あれば事足りてしまうが、残念ながら何故かこのレンズの作例がない!。

※10月29日現在、18-55mmの作例が8枚掲載されている事を確認した

単焦点レンズで若干ボヤッとしている画質だから、レンズだとさらにボヤッとしちゃう気もする。それと超高感度域でどれくらいノイズが出てくるか、今後のレビュー待ちだなぁ~。最終結論は日本の各レビューサイトで日本人カメラマンによる日本がロケ地の写真が出揃ってからになるだろう。

さて、本日の写真、メーカーの作例写真のような風景がありゃいいが、そうも行かないので、せめて見栄えのするお洒落系の写真でも・・・(笑)。

このA16、今初めて気付いたが、意外と暗部にノイズが乗っている。目立ちはしないが、多い方だろう。ISO500でこのノイズだから明らかにK-5のセンサーとは異なるものが搭載されているのが判る。なるほど、だから最高感度がISO3200までなんだな。

しかも撮って出しJPG画像の方が見た目が悪い。RAWをLightroomの何の変哲も無いデフォルトで現像した方が色合いもノイズも良い絵が得られる。このA16の画像処理エンジンは最新のものが組み込まれているから、本来ならばJPG写真の方が良く見える筈なのだが・・・。

但し、解像感はRAWにもシャープを掛けているか!?、と言うくらいカリカリしていて、私好みであるのは変わりない。ホントこれは凄い。Lightroomのシャープ適用量を0にしても十分解像しているのだから。センサーがK-5IIsと異なる事で、低感度域ではA16の方が解像感は高いに違いない。

ところでどうしてこのカメラって絞り優先AEでもプログラムオートでもISOオートにしていると無駄にISO感度が上がるのだろうか?。このコマ、最短の28mmで撮影していて、絞り優先AEでは1/125secに設定しても良いのに、1/400secになっている。だからISO500になってしまう。

1/125secならISO200で撮影出来た筈なのに・・・。K-5はISO感度が上がる設定をある程度コントロール出来、むしろ感度が上がるタイミングが少し遅いんじゃないかと思う事さえある。高感度が強いK-5がそうなのだから、高感度が弱いと思われるA16で早いタイミングで感度が上がるのは解せない。

もしかするとISO感度をコントロールしているのはGXR本体で、ユニット毎に調節出来ないのか?。


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コメント

  1. ストーブ恋しや | URL | EvmDRqhQ

    いいですねX-E1

    いつも充実したブログありがとうございます。
    自分もK-5使っているのですが、Ⅱsへの乗り換えは考えていない口です、フルサイズが出るのか様子見ですね。
    Ⅱsの解像は凄いですね、でもSIGMAのDPを使っており追いついてきたなーという感じです。

    僕もつい一昨日このX-E1の存在を知り気になって色々といていたときに、こちらのブログで比較対象となっており思わず驚きました、ローパスつながりですね。

    先ほど見るとズームレンズのサンプルも出ているようですが、自分の目には単焦点に負けないくらいよく解像していると思いました。手ぶれ補正もついているし魅力的ですね。ただ自分が買うなら35mm一本ですが。サンプルの数が沢山あるのでとても参考になります、等倍で見るとそれほど解像感がないのですが、ぱっと見た印象はスッキリしておりとても好印象です。

    ミーハーかもしれませんがレンジファインダースタイルのX-E1には非常に惹かれています、上部のダイヤル切り替えが電源オフの時も可能だったり、マニュアルのフィルムカメラっぽくて使いやすそうに思います。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ストーブ恋しや さん

    最近色々と検証しているのですが、成果物がA3ノビ、A2くらいだと真の解像力って要らないようですね。ソフト的に掛けるシャープネスで解像感を増すだけで人間の目は騙せるみたいです。まぁコンデジでもA1プリント出来る時代ですから、当たり前と言っては当たり前なのですが、LightroomとPhotoshopで、様々な写真でチェックして、この結論を得ました。

    K-7のどーしよーもないISO3200の写真もA3プリント出来ましたし(要レタッチですが)、K-5に至ってはISO9000でも十分に満足感のある写真になりました。ですからK-5でも等分写真を楽しめると思います。同じく様子見ですねぇ。

    但し、検証した結果、桜やモミジの細かい葉っぱを広角レンズで遠景ともなると、やはり高解像度のカメラ、つまり135フォーマットのカメラの方が遥かに解像感がありました。APS-Cの限界ですかねぇ。だからこそNikon D600なんですよぉ(笑)。

    X-E1、ズームレンズの作例、出ていましたね。私がチェックした時はまだレンズそのものが完成していなかったのでしょうね(笑)。確かに眠く、K-5IIsの方が全然画質は良いでしょうね。見た感じ、K-5と同じくらいって気がします。結局、ローパスレスでもモアレ対策するとこれくらいの像しか出てこないって事でしょうかね。

    ちなみに私もミーハーです。街撮りは一眼レフよりもレンジファインダー風のカメラで撮った方がなんかしっくりくるし、カッコイイと勝手に思っていますよ!(笑)。



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