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DA70mmF2.4Limteidについて勝手にほざいてみる

2012年12月22日 00:00

下町の紅葉

下町の紅葉

Pentax K-5, SMC DA70mmF2.4Limited

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



借り物レンズシリーズは続く。今日はDA70mmF2.4Limitedを紹介したい。あくまでも主観で勝手にほざくので、このレンズに興味ある方、100%信じないように、他のユーザーのレビューもしっかりと読んで頂きたい。

前回に紹介したDA40mmF2.8XSは総合的にはあまり欲しくない、そんなレンズだった。果たしてDA70mmF2.4Limitedは如何に!?。

まずびっくりは小さい事。何これ?、これが70mm、135換算で107mm相当のレンズなのかいな?。とにかく70mmなんて画角、ポートレートを撮る訳でも無し、全く興味が無かったので、正直、こんなレンズが存在していた事すら知らなかったくらい。

いや、知らないと書くと嘘になる。ずっと以前からPentaxのある方から「DA70mmは本当に良いから」と聞いていたので、そういうレンズがあるのは認識していたが、何せ興味が無かったから、現物を触ったのが今回が初めて。

APS-Cの70mmレンズがジャンバーのポケットに入っちゃう!。しかも同時に使っていたのが煎餅レンズのDA40mmF2.8XSだから、カメラバッグを持ち歩く必要が無い。こりゃ凄いってばさ!。

単焦点レンズだけを考えればPentaxの一部のレンズはマイクロフォーサーズのレンズと同じくらいの大きさ。もしズームレンズもマイクロフォーサーズ並の大きさになったら、マイクロフォーサーズ危うしか?。

※マイクロフォーサーズはかなり自由なレンズ設計が可能との事で、レンズの描写力はマイクロフォーサーズの方が有利らしい

小さいながら被写界深度指標が刻まれていたり、ピントリングのトルク感は流石Limitedレンズだと判る。強いて文句を言えば、絞りリングも昔のようにレンズ側に付けた方がいいんでね?、とも思うが、そういう事をしちゃうと、一部の人間しか使わない高級レンズになっちゃうから、この状態が良いのだろう。

デザインはマークなんちゃらの煎餅レンズよりも玄人好みと言える。では写りはどうだろう。

なるほど!、こいつは凄いぜ!。Pentaxのデジタル専用レンズではDA17-70mmF4ALとDA35mmF2.4ALしか褒めた事がない気がするが、このレンズがどうやら褒めるPentaxレンズ3本目となりそうだ。

まさに絞り開放から使えるレンズでF5.6~F8のカリッと感はまさに私好みだ。135換算で107mmレンズをそれだけ絞るなんて!、そう仰る方もおられるだろうが、花も撮らないし、人物も撮らないから、カリッとした方が良い。

私の中望遠レンズの用途は、単純に遠い風景を引き寄せる為と、建物をなるべく歪みや偏った遠近感が無く、美しく撮りたいの2つしかない。だからこそF8以上絞る事の方が遥かに多く、この辺りの描写が良くないレンズは糞扱いするのだった。

カメラ、レンズテストサイトのphotozoneやgunrefではF4でかなりの解像力を持っているようなグラフを見る事が出来るが、さすがに遠景でF4でバシッとは決まってくれない。モヤッと感は少ないが、遠景はやっぱりもう1段、F5.6まで絞った方が遥かに良い描写をする。

また135換算で107mmだから、F4の絞りは10メートル程度の距離の被写体でも被写界深度は3メートル程度だから、AFが嘘を吐いた瞬間にそれは失敗写真となる。多くの一眼レフで採用されている位相差AFは時折とんでもない嘘を吐いてくれるので、それを考えると、ボカす必要の無い遠景は素直にF8まで絞った方が良い。

この手の絞り開放からそこそこ使えちゃうレンズを使うと、何でもかんでもとにかく絞りを開けたがるカメラマンがいて、そういう人に限って暗い場所でシャッタースピードを稼げると言うが、このタイプの意見はあまり参考にしない方が良い。

甘口レビューを見ると絞り開放から解像するなんて書かれている。確かに昔のレンズと比較すれば絞り開放で光の滲みもないし、悪くは無いが、あくまでもそれは近景において。遠景の描写力、解像力と言う点ではしつこいようだがF5.6以上絞らないとならない。

※このレンズを借りる際、絞り開放付近で色収差が大きく出るので気を付けて欲しいと言われたが、絞り開放なんてまず使わないし、開放の色ボケって意外と悪いもんじゃなく、色収差は出て当たり前と思っているので気にしない

さて、70mmと言えばうちにはSigma 17-70mmF2.8-4、Tamron 70-300mmF4-5.6の2本がある。当たり前だが単焦点レンズは、ズームレンズとは違う、特にズームレンズの広角、望遠の最両端の描写力は劣り、パソコンで等倍にした途端、2本のズームレンズは「瞬殺」される。

低感度、ISO400くらいまで、しかも晴天時でコントラストの高い風景、こういうのはズームレンズでもある程度解像し、どの焦点距離を使っても単焦点レンズなんて要らないと感じる(要するに甘口にレビューしている人はこういう風景ばかり撮っているのだろう)。

でもコントラストの無い曇り日や日陰、しかもISO感度がISO800、ISO1600を必要とする夕刻、そうなるとレンズの描写力の違いがすぐに判る。明らかにDA70mmF2.4の方が上だ。

とは言え、すでに2本のズームレンズで70mmの焦点距離が使えて、それはDA70mmF2.4より画質は劣るが、及第以上の画質は保っている。Sigma 17-70mmの70mm側は若干画像がボヤッとするのだが、それでも十分だと思っている自分もいて、そうなるとわざわざ70mmの単焦点レンズが必要かと問われると頭にクエスチョンマークが灯る。

将来的にTamronの17-50mmF2.8かSigma 17-50mmF2.8を買うつもりで、そうなると望遠側が弱いので、その時にこのDA70mmF2.4は威力を発揮する気がする。例えば今、DA18-55mmF3.5-5.6IIやWRをお持ちの方、この70mmレンズはとても小さいので目立たない。まさかこれが135換算で107mm相当とは誰も思わない。

この手の焦点距離で人物をスナッパーには便利だと思う。DA18-55mmに加え1本、もうちょっと長い焦点距離も使いたい、そんな方にもこのレンズはお勧め出来る。ポートレートレンズだけにしておくのは勿体無い。ボケ云々なんて無視し、遠くの風景をしっかりと解像させる事が出来るレンズ、そう考えるべきだ。

なるほどねぇ、焦点距離については何故こんな訳判らん数値にしたのかちょっと判らないが、DA21mmF3.2、DA40mmF2.8、そしてこのDA70mmF2.4、135換算でそれぞれ32、61、107mmと、若干望遠寄りだが、広角、標準、中望遠と小型Limitedシリーズは揃っている。

流通価格も3本あわせて10万円くらい、お手頃、悪くない金額だ。単焦点レンズ派はこの3本、揃えておいても損はないのだろう。

ローパスフィルターががっちり入っているK-5で優れた解像感があるのだから、ローパスフィルターレスのK-5IIsとこの70mmF2.4をセットで使ったらさぞかしうっとりする解像を得られるのだろうなぁ。F5.6、F8を使ったらカリカリになってくれるに違いない。

※カリカリが嫌いな人は絞ってもF4、そんなルールを設ければ柔らかい描写になる

本日のトップの写真の中央から少し外れた場所の切り出した等倍画像をご覧頂きたい(クリックで等倍)。


絞りF4

参考1


絞りF5.6半

参考2




いつものようにLightroom 4を使いシャープ適用量50、半径1.0、ディテール30、マスク5に設定している(これはPentax K-5のファインシャープネス+2くらいの強さ)。

被写体までの距離は30メートルくらいだったろうか?。ご覧になって判る通り、これくらい離れるとF4ではまだボヤッと感が強く(これが色収差によるボケなのだろうか?)、それはF5.6でも同様で、F5.6半まで絞って綺麗に解像する。

F4の像はブレていないか?、と思われる方もおられるだろうが、この他の風景でも結構な数、F4~F8の間で遠景を捉えたが、結果は同じだった。等倍で見るとF4の遠景像は眠い。

勿論これは等倍像なので、これくらい解像していれば周辺部が妙な具合になるレンズではないので(ほぼ均等に解像している)、四つ切くらいの写真はF4の絞りでも十分に鑑賞出来るプリントに仕上がると思う。

まぁ単純に中望遠レンズ的な使い方、近景で背景や前景をボカした柔らかな写真を撮影する場合はF2.4~F4を、10メートルを超えるくらいから遠景で解像力勝負をしたい時はF5.6以上絞れば、何ら支障は無い。従ってこのレンズは非常に使いやすい良い代物であると結論付けられる。

私個人は背景を極力ボカしたい時にはF4、スナップ風に近くの風景を捉える時はF5.6、遠景ではF8、そんな使い方が理想だと思う。

下の写真は前回の記事のトップ写真と同じ場所、廃屋の写真。DA40mmF2.8XSでは半逆光の影響をもろに受けてフレアー掛かった写真になってしまったので、5歩以上下がり、DA70mmF2.4で撮り直したもの。

ISO800、絞りはF5.6、現像はシャープ設定はトップ写真と同じだが、ISO800なのでノイズリダクションを軽く掛けている。右端部分を等倍切り出しした像、像面湾曲の影響はあまりなく、ノイズリダクションの影響もあり、柔らかな描写になっているが、これくらい解像していれば十分だ。

※切り出し部分はクリックで等倍


全体

参考3


右端

参考4



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コメント

  1. ゆたか | URL | LkZag.iM

    こんにちは。

    私も、DA21mmF3.2AL DA40mmF2.8 DA70mmF2.4の3本セットを随分使いましたが

    一番使ったのは、やはり40mmですかね~。ブログで一番使っていましたから(笑)。

    http://hoshiyutaka.blogspot.jp

    専用フードとケースが付属で、この価格ですからお買い得だと思います。

    焦点距離を決めてから設計したのではなくて、結果的にこの半端な焦点距離になったようですね。





  2. けっちり | URL | -

    DA70も気になりなますねぇ。
    しかし、何故か便利ズームを求めてたはずが気がつけばK-01煎餅レンズキットをポチってしまいました。
    DA40XSもそうですが、k-01の破壊的価格に物欲が抑えられませんでしたw
    k-5買って間もないのに……普段カメラ持ち歩かないのでK-01と煎餅なら邪魔にならない?と思って購入。
    k-01の実力に期待(≧∇≦)
    次のDA35F2.4も楽しみにしてます(≧∇≦)

  3. BigDaddy | URL | -

    > ゆたか さん

    21mmと40mmをお持ちなのは知っていましたが、70mmも使われていたいのですね。はぁ、実家の風呂が壊れなければ、そのレンズセット全部、ゆたかさんから譲り受けたのに(笑)。

    標準に近いという事で40mmが一番勝手が良いのかもしれませんね。私は狭い方、狭い方へと進むタイプなので、もうちょっと広角寄りが好みだったりします。今はFA28mmF2.8がそれを荷っていますよ。21mmも結果的に30mm以上となるので、下町路地裏散歩には最適かもしれません。

    今一番欲しいのは?、と問われると21mmでしょうかねぇ。


  4. BigDaddy | URL | -

    > けっちり さん

    DA70mmは本文にも書いた通り、絞り開放で色収差がかなり出るレンズとの事で(Pentaxの担当者がそう言っていました)、私はあまり気にならないのですが、そこだけ目を瞑れば完璧なレンズでしょうね。本文の写真だと判り辛いかと思いますが、とにかく絞った時のカリカリ感はたまりません。

    K-01と煎餅セット、これやっぱり良いと思いますよ(笑)。私はK-01は特に欲しいとは思いませんが、煎餅レイズを買うのなら、K-01セットが明らかにお買い得ですよね。これがDA40mmLimitedの方だったら私も買ったかもしれません。

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