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神田川

2013年01月11日 00:00

神田川!?

神田川!?

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



神田川と言えば、かぐや姫の歌った「神田川」が有名で、日本全国、老若男女が知っているであろう東京の河川の名称だ。東京に住まわれていない方はこの神田川にイメージを持っているのだろうか?。あの歌詞からどんなイメージが沸くのだろうか?。

かぐや姫世代ではないので、神田川は名曲だとは思うが、オンタイムで聞いた事がなく、いわば懐メロの中の1曲でしかない。だからメロディは口ずさめても、歌詞は結構あやふやだったりする。

そして祖父の代からの江戸っ子であるからして、神田川=どぶ川(神田川だけでなく、町を横切るこの手の川全てがどぶ川)、そんなイメージだ。だからあの歌詞を聞いてもどぶ川沿いの下宿とお風呂屋さん・・・、要するに貧乏一筋、表現は悪いがスラム街の汚い川・・・。

むしろ、そんなイメージしか沸かないから、あの歌がより叙情的、当時の貧乏学生の思いが篭っているのだろうと感じる。

色々と調べてみると、この曲がシングルカットされたのは1973年との事。そしてちょうどその年、オイルショックが始まり、トイレットペーパーがなくなる!、そんなガセネタが流され、買占め事件、スーパーなどに客が大挙して押し寄せた・・・。ちなみにその前年は札幌オリンピック、日の丸飛行隊が大活躍した。

だから時代背景で言うと、日本は貧乏国と言う程ではない。高度成長期にあり、各家庭そこそこの生活をしていたと思う。うちも金持ちではなかったが、大概のものは揃っていて、不自由した覚えもなく、寒い思いをして風呂屋に行く、そんな感覚はなかった。

とは言え、うちの実家。当時祖父が学生さん相手のアパートを経営していた。確かに当時は三畳、四畳半一間、そんな間取りだったし、神田川ではないが、川っぺりにそれがあり、裏手の狭い路地を歩いての風呂屋も存在したから、下宿していた学生さん達はまさしく神田川の世界。大人になって、歌詞にあるような世界が自分の身近に存在していた事を再認識したのだった。

さて、この歌、良く聞くと、現在ではなく、過去形になっている。「かつて赤い手ぬぐいをマフラーにして横丁の風呂屋に行ったけど、もう忘れているんでしょうね」、そんな内容。となると、1973年の歌だからして、実際には1950~60年代の思い出を語っているのだ。

となるとこの頃の学生さんは多くが学生運動に参加していた。「若かったあの頃、何も怖くはなかった」、この部分は激しい学生運動を指しているに違いない。

さて、実際の神田川はどんなんだったか?。どうやら上述した通り、どぶ川だったらしい。そりゃぁそうだよねぇ、生活排水をどんどんと捨てていたのだから、悪臭さえ漂っていたと思う。

そう言えば一昨年だったか、東京の台地の際(きわ)を散歩写真していた時の事、タモリじゃないが、いきなり谷になり、あちこちにマンホールがある事から、ここはかつて川が流れていたに違いない!、と推理した。

ちょうど地元のおばちゃんと目が合ったので、ここって昔、川?、今は暗渠?、と問うと、思った通り、どぶ川で夏になるとひどい有様だったそうだ。隅田川とか荒川のような大河川は別にして、それらの支流のような小さな河川はほとんどどぶ川だったのだろう。

さてさて、本日の写真、神田川である!、と言いたいところだが、ちょっとした勘違い。一応は神田川水系であるので、地元の人でも神田川と言っている人もいるようだが、神田川の支流である妙正寺川である。

いや、私も勘違いしていたんだな(笑)。てっきり正真正銘の神田川だと思っていて、実はこのネタを書く為にわざわざ出掛けて撮影し、ネタを書き始めて最終確認でgoogle mapを見ると、おやおや、隣にもう1本川があるもんだから、???、と思ったのだった。

そう、そのもう1本が神田川の本流なのだった。google mapで「下落合」を調べて頂きたい。西武新宿線の下落合駅を見ると2本の川がある。下が神田川、上が本日の写真の妙正寺川で、私はまさにそこにいた(笑)。

神田川は井の頭公園が始点だから、地図で左にスクロールしていけば判るだろう。妙正寺川は妙正寺が水源だ。ちなみに神田川と妙正寺川の間に走っている川は善福寺が始まりなので善福寺川と言うらしい。うーん、善福寺はフィルム時代にお散歩写真した事があったが、ここが水源だったとはたった今知った。

たった今と言えば、この「落合」と言う地域。名の由来がそのまま、神田川と妙正寺川が落ち合う場所だったから「落合」になったそうだ(今は河川工事によりもっと下流側で合流するらしい)。

と言う事で、神田川を撮りに行ったのに違った川を撮ってしまったというトホホなお話はこれにておしまい。はぁ、桜が咲く頃、面影橋にでも行こうと思う・・・。


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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんにちは!
    「神田川」懐かしい曲ですね~
    グループサウンズ時代が青春でしたが、その後 いわゆる同棲時代なる歌が流行り、代表作が この神田川でしたね。
    三畳ひと間の小さな下宿・風呂は銭湯・お金が無くキャベツばかりかじってた。
    窓の下には神田川。
    このCDを欲しいなぁと 先日 思っていたばかりです。
    川が神田川でなければ 歌になりませんね。
    現在の川は 見てビックリな様ですので、心の川にしておきます^^

  2. スタジオE | URL | -

    「神田川」ときいて、改めて懐かしく思いました☆
    いい歌ですね。

  3. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    私の青春は洋楽、ハードロックにヘヴィメタル、いわゆる80s世代ですが、昔の歌謡曲は好きです。歌謡曲、フォーク、ニューミュージックがJPOPと言われた時から邦楽は一切駄目になりましたねぇ(笑)。

    今はどうか知りませんが、邦楽がJPOPじゃなかった頃は、その時代、文化を歌っていたのがこの神田川で良く判りますよね。昭和史を詳しくは知りませんが、まさにこれって学生運動の跡に訪れた平和、そんな歌のような気がしました。

    現在の神田川はこのような感じですが、桜の季節は文末に書いた通り、面影橋周辺は良い風景だと思います。

  4. BigDaddy | URL | -

    > スタジオE さん

    私も世代ではありませんが、この手のフォークソングは懐かしいと感じます。メロディも歌詞も仰る通り、良い歌だと思います。

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