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写真八策

2013年01月21日 00:00

自転車のある風景

自転車のある風景

Pentax K20D, SMC FA28-200mmF3.8-5.6IF

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



八策と言えば昨今では「維新八策」、これがまず頭に浮かぶのが、皆さん、小中学校で習ったろう、元々は坂本竜馬が原案の当時のマニフェストのようなもの。

そして写真八策と題して、ハッセルじいちゃんさんの2013年元日のネタで提示している。

と言う事で本日はハッセルジイちゃんさんのネタを頂いての内容となる。

ハッセルじいちゃんさんの写真八策は以下。

  • 人様の写真を学べ
  • 常に驚きやワクワク感を持て
  • 節度ある行動をとるべし
  • 写真を通じて自然界の営みも学ぶべし
  • 考える前にシャッターを切れ
  • 三度の飯より写真を愛せ
  • もう歳なので己の体力を知れ
  • デジカメは常に新しい機種を・・・

では主観でそれぞれの策に対して一言。

・人様の写真を学べ

第一項にこれを持ってきたのは正しい気がする。私を含め、おおよそ写真が趣味で、それをブログなどに掲載している連中は自分が大好きで、「俺の、私の写真を見て!」、そんなナルシストタイプだろう。これが悪いとは言わない。自分の写真が良いと思わなきゃ写真を趣味にする必要が無いからだ。

しかし、芸術でもスポーツでもまずは他人の真似事から始めなくちゃならないだろう。ピカソだって幼稚園児のような絵ばかりを描いている訳じゃなく、写実的な絵も得意としていた。つまり基本があってナンボ。全世界共通の基本をどう崩していくか、自分に吸収させるか、それが芸術やスポーツの世界。

では基本をマスターした人はもう他所様の写真を見なくても良いのか?。絶対的に自信を持っている人は見なくても良いだろう。でも多くはそうじゃない。そもそも人間一人のキャパシティなんてたかが知れており、写真趣味を長年やってきたカメラマンでも、時折、「これは良い写真だ、チキショ~!」と他所様の写真を見て悔しく思う事がある。

良い写真に感動するのは当たり前だし、撮影者に対しての礼儀でもある。でも優れた写真を見つけてその次に湧き出てくる感情は「悔しさ、妬み」じゃなくならないだろう。

そして写真の良いところは、すぐに他所様のものをパクれる事。その他の芸術である絵画や彫刻、そして音楽、スポーツは真似ようと思っても長い期間が掛かる。

私は趣味でギターも弾く。ロック、ブルースがメインで最近はジャズギターにも目覚めているが、プロギタリストのテクニック、たった1小節のフレーズを真似るだけでも、1年くらい掛かるものもある。

ジャズやハードロックギターのテクニックに「スウィープ」がある。これは和音の要素をひたすら速く弾くテクニック。フォークギターなどのアルペジオに似ているが、アルペジオよりも数倍速く、そして1音1音が倍音で濁らないように弾く、それがスウィープ。

スウィープをご存じない方はYouTubeで「sweep」で検索して頂ければ、沢山の動画が見られる。人それぞれだが、私がこれをマスターしたのはオッサンになってから。ほんの最近、5年くらい前だろうか。本当に1小節を真似るのにほぼ毎日の練習で1年近く掛かった。

スウィープはメジャーコード、マイナーコード、はたまたテンションノートが入ったり、フレットのポジションによって様々だが、私が一番難しいと感じたのはフランク・ギャンバレのメジャーセブンスコードのスウィープ。これ1つをマスターするのに半年。動画は下。動画後半の超絶スピードをお聴きになって欲しい。

Frank Gambale giving a little sweeping lesson

これはCmaj7コードをスウィープしているが、7thを半音下げてb7thに、C7コードのスウィープになると指にさらに負担が掛かりさらに難しかったりするし、Cmaj7と構成音がほとんど同じAm7(9)コードとして弾くとさらに難易度が増す。

でも写真は露出にせよ構図にせよ、はたまたデジタル時代の今、現像、レタッチ法にせよ、パクろうと思った瞬間にマスター出来ちゃうものが多いし、その人と同じような写真を撮るにはその場所に行けば良い。

だからこそ、「写真はパクッてパクッてパクリまくれ」、これを提言したい。簡単にパクれるんだから、パクらにゃ損。

写真の場合、明暗の露出、絞りによる被写界深度、レンズによるパースペクティブ、この超~基本さえマスターしていれば、後は感覚だけで撮るもの。その感覚を磨くには持って生まれた才能に加え、経験が物を言うが、その経験の中に、人様の写真から学べるものも非常に多い。



とまぁ八策のうち1つを主観で語ってみた。となると今後7回に渡りこのネタ?(笑)。

本日の写真。この風景、構図が良いか否かは別にして、フィルム時代はこんな散らかった構図なんて絶対に採用しなかった。撮影時、だいぶ執着したようで色々と構図を変えて13コマも撮影していて、トップの写真は2コマ目。

何に惹かれたか、それは自転車がぶら下がっている点と、スクーターのミラーに反射した太陽光、そしてコントラストの強い影、フィルム時代だったら心象写真として下のようにそれだけを切り取っていた。ちなみにこの近寄ったこれは9コマ目。

でも近頃は一歩、二歩引いて、心象写真でなく、街の風景として大きく風景を取り込む事が多い。これこそ人様なら学んだ構図である。「物を撮るのでなく街を撮る」、これを学んだと言えよう。



2013-01-20-02-IMGP2108.jpg


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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんばんは!
    八策をテーマに採用していただき ありがとうございます!
    来年も維持できる様 頑張る所存です。
    昔は 広く写しこんだ風景ばかりでしたが、近年 お若い方の写真が新鮮に思え、それを糖にしています。
    次策 どんなのかな~^^

  2. F090/Shige | URL | -

    「物を撮るのでなく街を撮る」勉強になりました!
    残り7回、楽しみにしてます~(笑)

  3. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    いえいえ、こちらこそ、ネタがなかった時に上手い具合にこれがあってホッとしています。上手く料理出来ているか心配ではあります。

    老若男女、ないものねだりってあるかもしれませんね。自分にはないものを人様の写真で見つけ、真似てみる。常に一貫したポリシーの元、写真を撮っている人って少ないのかもしれません。私はポリシーないですからねぇ(笑)。

  4. BigDaddy | URL | -

    > F090/Shige さん

    ありがとうございます。

    基本は好きな物しか撮らないのですが、それだと、どこで撮っても同じ、季節感も皆無なんですよね(笑)。それはそれで風景をコレクションする意味では良いのでしょうが、それだけだと近頃物足りなくなり、街そのものを、どう表現するか、その辺を考えています。

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