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高価過ぎるカメラ

2013年03月18日 00:00

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Ricoh GXR, A12 28mmF2.5

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



今回は単純、そんな高いカメラなんて買えない!、悔しい!、そんなただのひがみ根性ネタであるので、ここで挙げられているカメラに対して嫌悪感を持っている訳じゃないのを初めにお断りしておく。

NikonからCoolpix Aと言うAPS-Cセンサー、135換算28mm相当の単焦点レンズを装備したコンパクトデジタルカメラが発表された。初値が12万前後になるらしい。

コンデジにローパスフィルターレスのAPS-Cセンサーが組み込まれているから高いのは当たり前、どうしてもそう考えたくない。センサーそのものはすでに標準だからだ。大量生産されてコストは無茶低い筈だ。では小さな筐体にAPS-Cセンサーを盛り込んだ技術力を褒めるか?、うーん・・・。

ケチ根性で考えると同じNikonから登場した2400万画素、ローパスフィルターレスのデジタル一眼レフ、D7100が同じく現在12万円、それを考えると幾ら小さく、そして専用設計の28mm相当のレンズが付いているとは言え、ファインダーすらなく、しかもアクセサリーの光学ファインダーが4万円もするらしく、これはボッタクリにしか見えない。

APS-Cセンサーの性能は限界に近付いていると思う。解像感、高感度耐性で言えばNikon D7100、Pentax K-5IIs、Fujifilm X-E1、この辺りが限界レベルに達していると思うが、ではCoolpix Aはこの3機種を凌駕する性能を持っているのか?、メーカーサイトのサンプルを見る限りそれは否。

「コンパクトだからこそ撮れる写真がある」、サンプル写真は人物スナップばかりが掲載されているが、「Coolpix Aはスナップカメラだ、被写体に対して威圧感を与えず、一瞬を切り取る」、意図的に人物スナップを掲載しているのだろう。

これは大いに賛成、D7100でこんなスナップばかりを撮っていたらいずれいざこざに発展するだろう。私自身も小さいと言われているPentax K-5でもレンズ込みとなると、どこから見てもカメラマンにしか見えず、街中でのスナップには不向きだと考えており、それ専用の小さなカメラが欲しいと思っているタイプ。

しかしながらやっぱり高過ぎる(笑)。それと本ブログで何度も述べている事、「初期モデルには気を付けろ!」である。デジタルカメラの初期モデルはいわばパイロット版。「こんなん出しましたけど皆さんどうでっか?」、ここでユーザーのニーズを把握し、次のモデル以降で最良のカメラを持ってくる。

OlympusのPENデジがまさにそう。初代E-P1はファインダーが存在せず、加えて、ぼったくり価格だった。Nikon Coolpix Aと同じ状況にあった。その後すぐにアクセサリーとしてEVFを発売し、それが装着出来る次のモデルを発表した。そしてPENデジの失敗をOM-D EM-5に結び付けている。

FujifilmのXシリーズもそうだ。X100と言うパイロット版があったからこそ、その後のX-Pro1、X-E1に進化したし、コンデジのX10はファインダーこそあったがただの覗き窓、ユーザーが不満を持つのは当たり前、そして先日各種情報を表示出来るファインダーを持ったX20が発表された。

ぼったくりと言えばEpsonのデジタルレンジファインダーカメラであるR-D1シリーズ。かなりマニアックなカメラだから高価になるのは仕方ないし、初代発売時ならまだあの値段で良かった。しかしすでにAPS-Cは1600万画素、2400万画素が当たり前の時代に未だに600万画素のカメラが市場価格で20万円を遥かに超えているのはおかしい。

カメラそのものは5万円くらいで売られているCosinaのレンジファインダー、これが基礎になっているのだから、あとはそれをデジタル化するだけだが、あの値段を考えるとこりゃぁCosinaだけに金を払っているんじゃなく、デジタル化、つまり全てを外部発注したんじゃなかろうか?、Epson技術力ねえじゃん!、そんな嫌らしい発想を持ってしまう。

このカメラ、頻繁にうちにコメントを寄越してくれる方が愛用されているのであまり悪口を言えないのだが(笑)、ケチ人間からすると尤も糾弾するべきカメラだと感じている。

その方からの情報で専用ソフトで1300画素相当に画素数補間が可能との事、600万画素から2倍以上に広げられるのは凄いと思う。PhotoshopやLightroomにもRAWから補間させる機能はあるが、試した限り、1.5倍が限界で(Pentax K-5なら2400万画素相当)、2倍の3200万画素にすると画質は相当荒れてしまう(パソコン等倍表示にて)。

だから仮にEpsonが(外部発注したにせよ)画素数補間技術が他よりも抜きん出ているのだったらセンサーだけでも1000万画素、1200万画素クラスのものを積んで欲しい。それで倍の2000万画素以上になってくれれば趣味性の高いカメラだからまだ20万でも我慢出来るだろう。

現実には、20数万も出せば135センサーのNikon D800やCanon EOS 5D MarkIIIが買えちゃうのだから(D800はR-D1xgよりも安い)現行600万画素のカメラとして本当に両機と同等の魅力を感じるだろうか?。

結果、技術力が無く、センサー換装すら出来ないメーカー、プリンターを安く抑えた事からそれを補填する為に他の事業で儲けを出そうとしている、それがEpsonなのか?。うーん、ホント、疑問の多いカメラだ。

さて、話をCoolpix Aに戻そう。これはこれで需要はありそうだ。28mmしか使わない、連写はしない、街中スナップが主、そんなタイプのカメラマンなら、大柄のD7100よりもCoopix Aの方が確実に良い写真を撮れるだろう。その為にはお金をいとわない人だって多いだろう。

かつての高級コンパクトカメラ、Nikon 28Ti、35Ti。これもコンパクトの癖にびっくりなお値段だったが、私も一時、35Tiを欲しいと思ったし、これらはそこそこ売れたらしい。デザインに文句がなかったら、28Ti、35Tiを買われた経験を持つ方ならCoolpix Aも入手されるのだろう。

これでRicohがどう出てくるか。Pentaxを買収してからRicohそのもののカメラ情報が一切なく、そろそろ何やら出てきてもおかしくはない。GRDにAPS-Cセンサーを搭載するのか、搭載するのだったらブレ補正はどうするのか?。

本日の写真。高級コンパクトカメラなんて持っていないし、今後も買うつもりはないので、Ricohから借りたGXRと28mmレンズでのコマでも・・・。きっとCoolpix AはGRD、そしてGXR+28mmと比較されるから、どちらが優れているか、楽しみだ。


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コメント

  1. おにぎり | URL | -

    高価過ぎるカメラ

    今のカメラに限らず、全ての、趣味にあたいするものは、利益優先で、高い技術力で、安く、良いものを、ユーザーに提供すると言う、職人気質が、無視されているように思います。カメラも年々難しく必要の無いものまで、組み込み、修理も出来ない、壊れたら新しいものを買え、とばかり、物を大事にしろと言うが、大事に出来ないように作って、買わせる。なんか変ではないでしょうか

  2. BigDaddy | URL | -

    > おにぎり さん

    コメントありがとうございます。

    ありていに言えば幾ら趣味の分野であってしても新化しか道のない工業製品に不満を持つのは野暮だと思うのですが、おにぎりさんの仰る事は良く判ります。昔は一家に一台のカメラを大切に使いましたもんね。そんな郷愁的な思いにさせてくれるのが写真と言う趣味ですからね。

    私個人はPentax K-5を使っていますが、このカメラはわがままな私の要望にサービスの方が何度も手直しをしてくれたもので、新しいカメラを買う余裕はあるにせよ、せっかくそうやってメンテナンスされたカメラですから、K-5の性能が時代遅れにならない限り使い続けると思います。

    今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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